今週の水曜に柴屋さんの21SS展示会に参加しました。この前、翻訳の仕事で、メーカー名の中国現地名を調べていた時に、初めて柴屋さんを触りました。柴屋株式会社は繊維商社として1907年大阪に設立されて、綿や麻の天然繊維を中⼼に、企画・開発から⽣産、そして販売まで行っております。近年、日本のみならず海外でも活躍されていて、上海にも事務所を持っています。
会場に入ると、ナチュラルな雰囲気が漂っていて、外の烈日でイライラした気持ちがすぐ落ち着きました。
きれいに陳列された生地とパターン帳を一つずつ見ると、やはりコットンとリネンの方が圧倒的に多いです。
今回は販売ランキングを参考して、リネンのTOP3をおすすめしたいと思います。
まず、SB8844-1「 1/40フレンチリネンキャンバスワッシャー」とSB8866-1 「1/60フレンチリネンキャンバスワッシャー」を紹介していきます。リネン100%を使って、柔らかい風合いの素材です。素晴らしい発色力も特徴の一つだと思っています。ワッシャ―加工でナチュラル感が出て、とシャツ、ワンピース、スカート等に最適だと思います。しかも、私個人には、棉と麻などの天然素材が大好きですので、この生地でシャツとかできたら買いたい〜
この商品は、豊富なカラーバリエーションです。 しなやかで柔らかく、光沢と耐久性に優れた世界でも有数のリネンの産地として知られる北フランス地方を中心とした一部の地域でのみ栽培される高品質のリネンを使用しております。高級感を持っているリネン生地を探している方、ぜひ見てみてください。
ちなみに、展示会にヘリンボーン組織の製品も多かったです。最初に入社して、三原組織以外の組織全然分かりません。ヘリンボーン(杉綾)は見た目がニシンの骨に似ていることから「ニシンの骨(Herring bone)」と呼ばれているということを上司に教えてもらいました。その頃は日本語の魅力をもう一回感じました。何年を勉強しても、知らない造語がたくさんあります。
以上の生地以外にも、たくさんの商品がありました。
現在の特殊の時期に対応して、抗ウイルスの新製品もあり、夏に対応して涼感や速乾機能を持っている生地もあります。
今回紹介した生地以外にも柴屋さんの生地をぜひApparelXで見てみてください。
最後、今回の展示会で、様々な生地を触ったり、専門知識を学んだり、上司と同僚たちに色々と話したり、とても楽しかったです。今後もよろしくお願いいたします。