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2020/7/10

中国高考

中国のこと
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2020年7月7日,中国人にとって一番大切な一日と言えます。2020年「中国高考」はこの日に行われました。


高考とは

高考(ガオカオ)とは中国全国(香港特別行政区、マカオ特別行政区は除く)で行われる日本の大学入社にあたる高等教育入試システムです。

通称「高考」、中国は9月入学のため、高考は毎年の6月7日・8日に行われます(一部の省では6月7日から9日の3日間)。

今年は新型コロナウイルスの影響で1カ月延期となり、7月7日から全国で一斉にスタートしました。


高考の重要性

高考は中国人にとって一番重要な試験と言えます。日本と違い、中国の大学では高考の成績のみで合否を判断するので、いい大学に入るために高考でいい成績を取る事は不可欠です。

小学校から高考の準備を始める事は中国学生の常識と言っても過言ではありません。


地域による違い

試験の内容について、多くの省では各科目150点満点の語文、数学、英語と300点満点の理科・文科総合、合計満点750点とされています。

しかし、高考は全国統一試験とは言いながら、地域によって一律に同じ問題ではなく難易度は違います。 「全国I巻」、「全国II巻」、「全国III巻」、「自主制作問題」と分かれています。例えば、沿海地域(浙江省、江苏省、山东省)や、湖北省、湖南省などの受験生の人数が多くて競争が激しい省は「高考大省」と呼ばれている地域で、自主制作問題になります。

また、同じ大学は省による、合格の基準点も違います。例えば、湖南省の受験生Aさんと新疆省の受験生Bさんはax大学の建築専攻に進学したい場合に、ax大学は難度が低い新疆省に対しての基準点は500点を設定されているが、問題の難度が高い湖南省に対しての基準点は550点以上限り合格するという事です。

もう一つ紹介したい事は、少数民族の優先的な上級学校進学のため、少数民族に対する優遇措置があります。優遇措置というのは、少数民族の受験生に対し点数を加算する事です。中国では、国民全員は標準語を使っているが、一部分の少数民族には各自の言語が持っています。少数民族の受験生に10〜20点を加算できますが、民族語を持っている少数民族に対して成績の合計に何十点を加算できます。


残酷ですよ

中国の大学受験の競争が残酷だと聞いた事があるはずなんです。毎年受験生人数は1000万人もいます。中国では「一分战胜一操场」という話があります、これは、私たちにとって一点を上がるのは、千人のライバルを勝つという事です。

私も順調に進学のために、ストレスと絶望を含めていた高校の三年を経ちました。


最後に受験生にいい成績を取る様に。


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