こんにちは。ApparelX事業部のカヤバです。
ApparelXでは、現在生地の取り扱いを拡大しています。
本日は、高品質なギャバジン素材を扱っている、スタイルテックスの生地をご紹介いたします。
日本でも有名なコートメーカーのコート生地の製造を行っている生地ファクトリーの販売部門として設立されました。
長年の実績と技術の積み重ねが結集した高密度コート生地は、国内外から高い評価を得ており、メゾンやコレクションブランドでの実績があります。
スタイルテックスでは、糸染〜織り上げまで一貫生産を行っており、各部門において品質管理が徹底されており、競争力のある生地を安定的に供給しています。
今回、ApparelXに登録した生地はスタイルテックス定番のギャバジン生地です。
その魅力をご紹介します。
コットンのコート地の大敵といえるのが日光による退色ではないでしょうか?
耐光堅牢度が低いと黄ばんだり白く退色してしまいます。
今回の掲載したスタイルテックスの生地4品番の染色は、糸の芯までしっか染まるように糸染めで行っています。。またスレン染料、硫化染料を使用することにより、耐光堅ろう度が高く、コートとして長年の使用に耐えうる耐久性を備えております。
画像をご覧頂くとわかりやすいのですが、タテ糸とヨコ糸で異なる色の糸を使用しています。
経糸の本数が緯糸の本数よりも多いので、タテ糸の色をベースに角度によってヨコ糸の色がうっすら見える味わい深い玉虫色になっています。
堅牢度のみならず、この様な色彩表現も糸染めならではの特徴です。
スタイルテックスのギャバジン素材は、もともと高密度におられており、防風性にも優れておりますが、さらに撥水加工を施すことにより、撥水度試験4級を取得しています。
4級とは画像のように、水が生地表面に湿潤しないレベルです。
今回登録した4品番は、全てこの4級の基準をクリアしています。
※撥水加工は、ドライクリーニングを繰り返すことでその効果が軽減されますが、スタイルテックスの生地はドライクリーニング3回後でも2級を維持しています。
ギザコットンを使用した綿100%の先染 高密度ギャバジンです。 深みのある色合いと光沢感・高級感が特徴。
耐光堅牢度に優れたスレン染料(淡色~中間色)、硫化染料(濃色)にて糸染めを行っています。
多くのメゾンブランドに使用いただいている人気のギャバジンです。
超長綿にポリエステルを交織した『先染 高密度 軽量 Gabardine』。 ヨコ糸にポリエステルの染糸を交織することで、シワになりにくく、軽量感があります。また、タテ・ヨコ異なる染糸を使用することによる、深みのある色合いと光沢感・高級感があります。
タテ糸の綿は耐光堅牢度に優れたスレン染料(淡色~中間色)、硫化染料(濃色)にて糸染を行っています。
タテ糸にポリエステル、ヨコ糸に超長綿を交織した『先染 高密度メモリータッチギャバジン』。
タテ・ヨコ異なる染糸を交織することで、深みのある色合いと光沢感・高級感が特徴。ヨコ糸の綿は耐光堅牢度に優れたスレン染料(淡色~中間色)、硫化染料(濃色)にて糸染を行っています。
タテ糸にポリエステルを使用することで、シワになりにくく、メモリータッチの商品です。
タテ糸に綿、ヨコ糸にシルクと綿を交織した先染高密度ギャバジン。
タテ糸とヨコ糸の綿は耐光堅牢度に優れたスレン染料(淡色~中間色)、硫化染料(濃色)にて糸染を行っています。
ヨコ糸にシルク(絹紡糸)を使用。多くのメゾンブランドが使用する京都、松村(株)シルクを交織することで、光沢感としなやかさ、高級感が特徴の商品です。
しっとりとしたシルクの良さを感じることができます。
そして、シルクならではの光沢感としなやかさがあり、他のギャバジンとはひと味違う味わいがあります。
いかがだったでしょうか。高品質生地でなおかつ糸染めのコート地とは、染色ロットの関係があったりしてミニマムロットがそれなりに掛かったります。
スタイルテックスでは、定番商品を自社でストックすることにより、今回掲載した定番品番はカットでの販売も可能になっています。
アウター生地をお探しだった方はぜひご検討ください。